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甲府市の賃貸
甲府市 賃貸一覧
- 山梨県甲府市エリア情報
- 【ざっくりと甲府市の位置付け】
甲府市は山梨県の県庁所在地です。「山梨市」という市もありますがあくまで県庁所在地は「甲府市」。ここを間違えられるのは甲府市民にとって、なんとなくプライドが傷つけられる思いがします。
場所は山梨県のほぼ中央。南北に長く東西に短い形をしており、甲府駅のすぐ北側にはすでに山が迫り、南端も山であるというのが特徴です。
北側から南にかけて広がる盆地なので、同じ市内なのに北側の地域では夏は甲府市街地より3~4度近く涼しいのも、同じ市内で標高差が2,350mになる面白い地形のなせる業なのかなと思います。
甲府という名称は、武田信玄の父である武田信虎が現武田神社に屋形を移した際に、「甲斐国の府中」という意味から命名され、戦国時代には武田氏の本拠地として栄えました。
現在では、東京都の隣県でありながら「千葉県」や「神奈川県」などに比べ地味~なイメージ。人によっては「どこ?」って感じをもたれるのでしょうが・・・。
ああ!かの時代に武田信玄が天下を取っていたら、もしかしたら甲府市が首都になっていたのかも。
それはともかく、東京都の西隣ということもあり東西には中央本線が走り、新宿まで1時間30分という近さゆえ、関東志向が強い県でありその中心地が甲府市という位置付けです。
【甲府市の気候】
「晴れ」が異常に多いです。冬は晴れれば八ヶ岳おろしが吹き、夏は盆地の底で茹でられる。そんな気分をどっぷり味わえるのが我が甲府市。
山梨といえば「田舎」「冬は寒い」というイメージでしょうか?
転勤などで初めてこちらに来る方からは、「雪は多いですか?」と聞かれることも少なくありませんが、雪は少ないのでご安心を。降っても1シーズンに2~3回。降雪量も少ないです。
数年前に1メートル越えの雪が降りましたが、あれは「何かの間違い」。そう思っていただいてかまいません。
朝晩は放射冷却現象で冷え込みますが、なにせ晴天が多いので日中の気温は比較的高めです。
夏は日本一の暑さを過去に何度も叩き出していますから、相当の暑さだとは思いますが、無理をせず、エアコンや扇風機のある室内で過ごす、もしくは、涼を求めて八ヶ岳方面もしくは富士山方面・甲府市北部の山間部に潜伏すればOK。なんとか過ごせます。
ちなみに年間降水量は少なめ(なんたって晴れが多いから)。
でも「水不足でプール中止!」「給水車出動」なんてことは半世紀生きていますが未だにないので、甲府盆地を、山梨を取り巻く緑の山々のおかげだと感謝しています。
また、県の南から西にかけて富士山や南アルプスを戴くためか、台風直撃や被害が少ないのも特徴だと思われます。
【甲府市の教育】
いちおう、県庁所在地ということで、山梨県の主要な教育機関・施設は甲府市にぎゅっと濃縮されています。県内に7校ある大学のうち5校が甲府市に所在しています。
その他、山梨県立宝石美術専門学校、甲府市立甲府商科専門学校、看護学校、などの専門学校も。
その中で特筆するべきと思えるのは、
●山梨大学
甲府市北部に位置する国立大学の山梨大学。甲府キャンパスと医学部キャンパスに別れているので医学部の学生さんは、1年次は甲府で、2年次以降は医学部キャンパスに移動すること。
甲府キャンパス周辺には付属幼稚園・小・中・養護学校もあることから、ここに通わせたい親御さんから熱い視線を浴びています。ちなみに、この周辺地域が甲府市の文教地区なので地域的にも人気があります。
●山梨学院大学
箱根駅伝で有名な私立の大学ですが近年力を蓄え、周辺のブドウ畑が次々と山梨学院大学関連の施設に姿を変えています。街ごと乗っ取られそうなくらいの成長率です。
●山梨県立宝石美術専門学校
国内唯一の宝飾・ジュエリーの専門学校。山梨県はジュエリーの産地ですから、その特色を生かした学校となっています。
【甲府市で味わえる美味しいもの】
●フルーツ王国 山梨
山梨県は海なし県なので海産物ありませんが、果物は1年中豊富です。
甲府市では特に、春は郊外(主に山城地区や中道地区)ではイチゴ狩りが楽しめ、夏はブドウが楽しめます。
近隣市町村では初夏から初冬まで、さくらんぼ・桃・スモモ・ブルーベリー・洋ナシ・柿・キウイなどを生産しているので、1年中果物が楽しめます!
●ワイン発祥の地
山梨県勝沼は日本のワイン発祥の地。甲府市にもワイナリーが4社あります。
スーパーやみやげ物店などでは一升瓶入りワインが販売されています。
ちなみに山梨大学には国内で唯一、ワインについて学べる学科があるんです!
ワインがらみのイベントやワインバーも多いので、ワイン好きさんにはたまらない街だと思います。
●信玄の陣中食?「ほうとう」
味噌煮込みうどんでもなく「ほうとう鍋」でもなく家庭の日常食であるほうとう。
お店では一人分の鉄鍋で供されますが、あくまで鍋料理ではありません。
うどんよりずっとしっかりとした麺を、様々な野菜とともに煮込んだ滋味あふれる郷土食です。
●B-1グルメグランプリ受賞の「鳥もつ煮」
終戦直後に甲府市内の蕎麦屋が考案したもので、鳥のもつを強火で醤油と砂糖で煮絡めた甘辛味で、牛や豚のもつ煮とは一線を画す料理です。
甘辛味なので子供にも大人のお酒にも合いますよ。
●海なし県なのに高級「あわびの煮貝」
江戸時代末期に海なし県の山梨になんとか美味しい海の幸をと考案されたのが「あわびの煮貝」
今でも高級品で、日常食ではなく特別な日のご馳走もしくは贈答用品。もしくは料亭で食すような食べ物です。
●信玄餅
武田信玄が出陣の際、非常食としていた砂糖入りの餅にちなんで作られた、という逸話をもつお菓子です。
求肥加工した餅にきな粉をまぶした餅菓子で、黒蜜をかけて食べますが、商品を包んでいるビニール包みに中身をあけ黒蜜をかけて食べる人、きなこと餅が入っている容器の中に黒蜜をかけて食べる人、食べ方は様々です。
ちなみに金精軒では「水信玄餅」を期間限定・店舗限定で販売。桔梗屋ではアウトレットでお安く購入できます。
その他にも「馬刺し」「おざら」「桃カレー」「ぶどうカレー」などおいしいものがいろいろあります!
【遊ぼう!学ぼう!甲府市】
県立の施設としては「県立考古博物館」「県立美術館」「県立文学館」「県立科学館」「愛宕山こどもの国」など
楽しみながら学ぶ施設があります。その他代表的なものは
●甲府市遊亀公園付属動物園
●昇仙峡
●昇仙峡影絵の森美術館
●甲斐善光寺
●武田神社
などなど。周辺市町村も併せれば、レジャーにはこと欠きません!
長くなってきたので、この辺で甲府市の紹介は一旦おしまいにしますが、覚えてるかなー?
NHKの朝の連ドラ「花子とアン」。ヒロイン花子の生まれは甲府市です!
彼女の口癖「てっ!」(驚いたときなどに使う甲州弁の感嘆語)をあなたも甲府の街で連発してみませんか?