城内の鬼門(北東)に位置することから艮櫓(うしとらやぐら)ともよばれ、江戸時代には武具蔵(ぶぐくら)として使われていた建物です。
明治初年まで残っていたことが古写真でわかっており、発掘調査でも2度に渡り建物を建築した痕跡(遺構)と、土地の平安を祈るための輪宝(りんぽう)(地鎮具)が6点見つかりました。
今の建物はこの遺構や残っていた絵図や史料をなどをもとに、できるだけ当時の姿に復元したもので、平成16年に建築しました。
開館時間:午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日から翌1月3日まで)
入館料:無料
甲府城御案内ホームページより引用
甲府城跡の舞鶴城公園へ出掛けてきました。
「稲荷櫓(いなりやぐら)」内には、
常設展があり、当時の器や、築城時の瓦やしゃちほこもあります。
なかなか見応えがあり、腰を据えて見たいと思わせるものがあります。
歴史好きな方、観光コースに組み込んでみてはいかがでしょうか?
編集後記
柳澤権太夫(やなぎさわごんたゆう)の屋敷近くにあります。